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一宮市博物館キッズクラブの訪問

 一宮市博物館キッズクラブのメンバー達が、墨会館を訪れてくれました。博物館キッズクラブの今年度4回目の講座とのことです。建物の説明と案内は、もちろん、墨会館ボランティアガイドの担当です。
 墨会館の建物は「登録有形文化財」という文化財です。文化財であるためにはそれなりの理由があります。世界的建築家である丹下健三設計の建物であることがその理由です。そんな建築家に設計を依頼できたのは、繊維で栄えた尾州で染色整理業の「艶金興業」が力を蓄えたから。小規模だけど、日本のモダニズム建築の経緯を語る建物のひとつにもなりうる「墨会館」を、その艶金興業が文化財に登録したから。そんな建物を地元の公民館に活用しようという発想があったから。そして一宮市の所有になって改修を経て今に至ります。そんな背景が子ども達に伝わればと思います。尾州の繊維産業のことや艶金興業のことや丹下健三のことや伝統和風をモダニズムの材料とデザインで表現した丹下建築「墨会館」のことなどを判りやすく、元気溌剌なボランティアガイドから説明をさせていただきました。お楽しみ頂けましたでしょうか。キッズクラブの皆さんのまたのご来訪をお待ちしています。
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こどもガイド

 毎年11月の連休の頃、愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会(愛知登文会)が主催する「建物特別公開」が開催されています。県内各地に残る登録文化財の建物を一般公開するイベントです。昨年(2014年)11月に新たにオープンした「墨会館」は、今年から参加することになりました。初参加の今年は、愛知登文会が「こどもガイド」の特別企画を持ち込んでくれました。墨会館の建物をこども達に案内してもらおうというものです。募集に応じてくれた10人のこども達は2度の研修の後の11月22日の公開日、ガイドボランティアのサポートのなか4班に分かれて墨会館を訪れた見学者たちに向けガイドを行いました。各班とも、最初の見学者グループへの説明はたどたどしい様子でしたが、2回・3回と繰り返す度に自信をつけ、予定の午前中の案内を終えてももっと続けたいとの声が聞かれるほどでした。
 DSC00613子供ガイド_convert_20160210182910
 午後はガイドボランティアによる案内が夕刻まで展開されました。来年の予定は不明ですが、「こどもガイド」という強力なライバルを自ら養成してしまったガイドボランティア達にとっては、さらなる能力向上を誓う一日となりました。
 概 要:こども文化財ガイド事業「墨会館」
 日 程:2015.5~8月  ガイドテキスト作成
         .9~10月 こどもガイド募集
  10.31(土)10:00~12:00 研修1 墨会館のステキを探そう!
  11.07(土)10:00~12:00 研修2 どんなふうにガイドするのかを考えよう!
  11.22(日) 9:30~12:00 さあ本番、墨会館の魅力を伝えよう!
 主 催:愛知県登録文化財建造物所有者の会
 助 成:文化庁「文化遺産を活かした地域活性化事業」
 協 賛:一宮市教育委員会生涯学習課
 実施協力:墨会館ボランティアガイド

見学研修

 墨会館からさほど遠くない場所に、もうひとつの丹下作品である旧艶金興業羽島工場とコルビュジュエの元で学んだ坂倉準三設計の羽島市庁舎があります。墨会館ガイドボランティアとしては墨会館と共に紹介したい建物でもあり、漸く見学をすることができました。
 旧艶金興業羽島工場は、1964年の東京オリンピック直前に竣工した、プレキャストコンクリート造の工場倉庫です。竣工時は戦艦大和と同じ長さであったといいます。端正な表情と大胆な片持ちの庇が潔く、いつ見ても写真うつりのいい建物です。近年は傷みが激しく使い続けることに苦慮しているとのことです。
岐阜工場_convert_20160210183549

 羽島市庁舎は1959年の建物で、墨会館の2年後に竣工しています。杉化粧型枠の打ち放しコンクリート、柱・梁構造、壁から突き出た雨樋など、墨会館に共通する意匠が見られます。大胆に跳ね出した庇やスロ-プや反り返った屋根の形状などの溌剌とした表情は、当時の日本の勢いがそうさせたのでしょうか。坂倉準三の生家である地元羽島の醸造元は市庁舎からも近くにあり、市庁舎の見学の後に買い物に訪れる方も少なくないようです。
日  時:2015.10.14(水)9:00~12:30
見学先:旧艶金興業岐阜工場 (1964年) 設計:丹下健三
     羽島市庁舎 (1959年) 設計:坂倉準三 
羽島市役所_convert_20160210183322



こども文化財体験

 地元に建つ登録文化財建造物である「墨会館」をより知ってもらおうと、こども文化財体験が行われました。愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会(愛知登文会)の主催する事業を、墨会館ボランティアガイド達が企画から参加したものです。
「世界のタンゲ」“丹下健三からの挑戦状”と題し、建物内に隠された5つの謎が書かれたカードを、子ども達が探しながら謎を解くことで墨会館を知ろうというものです。ボランティアガイドの皆さんと共に墨会館をくまなく歩き回ることで隅々まで見学ができたことでしょう。
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 その後は愛知登文会が十八番とする折り紙建築づくりです。市内の登録文化財建造物を含む4つの建物(木曽川資料館、旧湊屋、墨会館、ツインアーチ138)を題材に、折りたたんだ紙を開くと建物が起きあがるような、飛び出す絵本風の建築模型を創りました。ただ、保護者のほうが夢中だったような点が気になります。
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概 要:こども文化財体験事業
テーマ:まちの宝「墨会館」の謎をとけ ~折り紙建築にもチャレンジしてみよう~
日 時:2015.03.14(土)14:00~16:30
参加者:小学生27名 保護者などの大人18名
主 催:愛知県登録文化財建造物所有者の会
協 賛:一宮市教育委員会生涯学習課
実施協力:墨会館ボランティアガイド

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